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管理人hojyaman

一言コメント:日本だって復帰できるさ!

新興国とは?CONCEPT

新興国とは?

第二次大戦後急に力をつけてきた国の事をいいます。BRICsNEXT11VISTAMENAなどそれぞれの国の頭文字をとって呼ばれています。聞いたことある人もいますよね?国際社会においてもここ最近の経済成長で、各国の発言力が増してきています。世界中の金あまりの状態から、投資先として期待値が高い新興国は世界中の投資家から注目を浴びており、高い成長率が見込まれるため、今後も資金流入は続くでしょう。皆さんにとっても投資先として有望と言えるかと思います。一例ですが、2009年については日本の経済成長率が-5.2%であるのに対して、中国ですと9.1%インドですと7.7%と高い成長率を維持しております。


新興国の経済成長率が高い理由

新興国と言えども、全ての国が何時でも経済成長率が高い訳ではなく、成長している国はそれなりに理由があり高い成長率を維持してます。ここでは、投資先として新興国の特徴を見ていく上で以下4点共通して言える重要なポイントを解説致します。


@人口が増えていくこと
A内需が拡大していくこと
B製造業が伸びていくこと
C資源を持っていること


@人口が多い国は、若年層が多く、労働人口がどんどん増え続けており、それだけその国の生産力が高まっていく可能性が高いと言えます。個人消費も拡大しますので、経済成長が続き安いと言えます。国によっては国際競争力をつけるために熾烈な教育を施しており、インド等は高付加価値の人材が多く今後の経済成長に期待が持てます。

A1人当たりGDP
を見てみると、その国の国民ひとりあたりの生産力がわかり、生産力が高くなれば所得もあがり個人消費(内需)が拡大して経済成長を促すと言えます。内需の拡大はその国のGDPを押し上げていきます。

B新興国の中には第一次産業(農業林業漁業)に従事している人のウエートが高い国が多いですが、第二次産業(製造業建設業鉱業採石業砂利採取業)への産業の構造転換が進めばより生産力が増して、国民の生活の利便性やスタイルも代わりよりGDPが膨らんでいくと言えます。

C新興国が急成長すれば、バンバンモノを作り始めますので、そのために必要な資源が足りなくなり資源価格が向上するといえます。世界中の資源枯渇が問題となるのは間違いなく資源を輸出できる国ならば、価格上昇によって輸出額が増えるためますます成長できるといえます。

将来の成長期待が高い国というのは、こうしたモノの需要が人口増や教育水準の向上や新技術の浸透や世界中からの資源供給の期待等によって支えられて高くなっていく特徴があります。追いつけ追い越せではないですが、経済成長に合わせて人も成長し、よりいい生活等を目指してより激しく競走していく、だから強く経済が成長していくと言えるんですね。

何故新興国投資が活発になってきているのか?

発展途上国なんて言い方で今までは、新興国を区別してきました。ここ数年で新興国への資金流入が急に太く強くなってきたのには、いくつか理由があります。歴史に詳しい人は、新興国といわれた国はどこも先進国であるヨーロッパ諸国やアメリカ等の植民地として搾取された歴史があることに気づくかと思います。

そのため、新興国がいつまでも伸びるわけがない、と考える人もいるかと思います。しかし、前述の通り新興国の平均年齢は大体が20代後半。平均年齢が30代後半になるまで、つまりあと10年以上は間違いなく伸び続けるといえるかと思います。

また、かつてはブラジルにしてもアルゼンチンにしても、先進国の援助で一時的に経済が上向くものの、まもなく反落して、デフォルト(債務不履行)を繰り返してきました。ところが最近は南北問題が影をひそめて、一本調子の経済成長が続いています。

これはなぜでしょうか?大前研一さんの意見を参照してみましょう。

「理由は2つある。一つは米証券会社のゴールドマン・サックスが、経済的ポテンシャルの高い新興国グループをBRICsという造語でカテゴライズしたことだ。

BRICsの先頭を走っているのは中国だが、中国があそこまでいけるなら自分たちもとインドが頑張り、中国とインドだけにいい思いはさせられないと ばかりにロシアもシェイプアップに取り組むようになった。せっかく仲間に入れてもらったのだからと、はるか南のブラジルまで引っ張られて成長軌道に乗っ た。

1980年代の初頭から一時期、NICs(新興工業国)やセブンタイガーズと言われた時代のアジアは、日本を先頭に雁行型に経済成長していたが、今 は中国を筆頭にした新しい雁行モデルが形成されている。20年前には世界最貧国の一つだった中国の成功事例は、BRICsに続く新興国にとっても励みに なっているのだ。

新興国の経済成長が長続きするようになったもう一つの理由は、先進国の富裕層のホームレスマネーが新興国に向かったことである。8000兆円のホー ムレスマネーは今や3つのところにしか向かわない。将来性豊かな新興国の「通貨」か「株式市場」か「インデックス」(市場の指標や指数に基づく取引)。そ してその組み合わせである。

金が流れ始めると株が高くなり、為替も強くなる。バブルがゆきすぎたと思えばホームレスマネーは逃げ出すが、その寸前までは前向きに入ってくる。し かも、それらの資金は、ODA(政府開発援助)のように政治家のポケットに吸い込まれることはなく、ダイレクトに市場を通して民間企業に入っていく。昔と 違って、政治とは関係なく、健全な資金が健全なところに回るようになったのだ。

これは重要なパラダイム転換だ。なぜなら歴史上初めて、搾取先ではなく、投資先として系統的な資金が新興国の一般株式市場に流れ込むようになったか らである。換言すれば、この5年ぐらいの間に顕著になってきたグローバル経済の新しい現象であり、資金の流入が新興国に続く限り、その発展は止まらないこ とを意味する。

一昔前なら、中国の繁栄はアメリカでは脅威論として捉えられた。ところが今は礼賛論に様変わりしている。もっと発展してくれとアメリカ人はいう。なぜなら、彼らも中国株などに投資しているから。アメリカ人が中国の発展に便乗して資産を増やそうとする時代なのである。

一党独裁の政治体制が中国のウイークポイントであり、国家崩壊のカントリーリスクを説く声は依然としてある。しかし、中国は崩壊したほうが実は強 い。地方がそれぞれ自由に経済成長を競うようになったら、そのエネルギーは凄まじい。今の中国はいわば「コングロマリット・ディスカウント」の状態なのだ。

これからの10年、世界化戦略なきドメスティックな方程式や成功モデルが頭にこびりついている日本の企業は確実に敗者になる。新興国の新しい動きを 見て、世界のお金の流れを見て、成長余力を持った国の若い世代が豊かになっていくそのプロセスに乗っかる。成長のチャンスがあるところに経営資源をシフト する。日本から飛び出して勝負する――。経営者にとって、あるいはサラリーマンにとって、世界で勝負できる実力をつけることは生き残るための大前提となってきた。」参考:実践ビジネススクール

これほどのパラダイムの転換は歴史的に今まででは、有り得なかった分けです。自国の成長が情けないことになっている今、政治がこれだけ不審で先行きの見通しも立たない今、自分のことは政府が守ってくれません、皆さん自分の身は自分で守っていくしかないんですね、新興国の恩恵を少しでも吸収しご自身の資産形成に役に立たせて行ってください。


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